M&Aマガジン HOME > 業種別に見るM&A事例集 > 建設業のM&A事例

建設業の成功事例M&A事例とは

construction industry

case06

建設業M&A事例

建設業のM&A事例 建設業のM&A事例

大手による中堅企業買収で業界再編

建設業は、M&Aのニーズが低いと言われてきた業界です。生産量が増えるにつれ原材料や労働力が下がるという、いわゆる規模の経済が働きにくいこと。2社以上の企業が合併することで、公共工事における入札参加機会が確保できないことなど、デメリットが大きいことがその理由でした。

しかし最近は、人材不足の解消や商圏の拡大を目的に、建設業界でもM&Aを実行する企業が増えてきています。大手メーカーが中堅ゼネコンの買収競争を繰り広げていることからも、今後業界再編が加速していくことが見込まれます。

建設業早期の決断ですぐに候補が見つかった

四国地方で建設業を営んでいるA社。親子二代で35年かけて成長させてきた会社です。30代半ばで社長の座についた二代目は、大学卒業後に入社した会社で身に付けた営業力を武器に業績を拡大。経営は好調だったものの、引退のタイミングを常に考えていたそうです。

というのも、先代から良いタイミングで事業を継がせてもらったこともあり、自分も次世代が事業を拡大しやすい形でバトンタッチしたかったから。ただ、社内に適格者がいなかったことから、同業への事業譲渡を選択することとなりました。

業績が右肩上がりだったこともあり、希望に適う相手企業がすぐに見つかったと言います。

候補に挙がったのは、建設に関する事業を幅広く展開するB社。規模拡大のため、四国への進出を狙っていました。最初の面談で意気投合し、面談が終わる頃には「この会社に任せたい」とA社の社長は決断していたのだそうです。

トントン拍子に話は進み、無事にM&Aが成立。40代半ばとまだ若いうちの決断でしたが、無事に次の世代に引き渡せたことで肩の荷がおり、子供や妻との時間をゆっくり楽しんでいるのだそうです。

このM&A事例、ここが成功ポイント!

早期の決断で良い相手と巡り会えた

税理士・公認会計士 松本 佳之 税理士・公認会計士 松本 佳之
税理士・公認会計士
松本 佳之

この事例の成功ポイントは、早期に決断したことによって、業績の良いタイミングで候補先を探せたこと。M&Aはタイミングがとても大切です。今回は業績の良いタイミングだったので、相手企業がすぐに見つかりました。

また、M&Aによって成し遂げたい目標が明確だったことが挙げられます。B社がM&Aによって規模の拡大を実現したことはもちろん、A社は大手グループの傘下に入れたことで、給与水準や新規採用の効率が上がり、従業員の満足度も向上しています。

この建設業M&Aを手掛けたのはこの会社

FUNDBOOK

公平なマッチングを実現するオリジナルのプラットフォームを採用

株式会社FUNDBOOKは2017年に設立した新しい企業。独自開発のM&Aプラットフォームと、業界ベテランスタッフによるきめ細かい提案力で実績を伸ばしています。

また、業界で一般的だった着手金・登録料・相談料などは一切取らず、成功報酬制を導入。中堅・中小企業を中心に好評を得ています。

株式会社FUNDBOOK 株式会社FUNDBOOK

引用元:株式会社FUNDBOOK(https://fundbook.co.jp)

会社情報

社名 株式会社FUNDBOOK
設立 2017年8月7日
代表 畑野 幸治
資本金 10億円
事業内容 M&Aプラットフォーム事業/M&Aアドバイザリー事業
URL https://fundbook.co.jp
所在地 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー24F
問い合わせ先 0120-261-438

建設業破談した相手と再度話し合いを進め成約に

建設会社のC社は、社長が70歳を過ぎており、後継者もいなかったためM&Aの話を進めていました。

隣県の同業他社D社との契約直前、突然社長の気が変わってしまい、譲渡の話は白紙に。しかし1年後、社長の健康状態が悪化したことをきっかけに、改めてM&Aを行うことになりました。

候補企業を探していると、前回破談となってしまったD社が再度買収を希望。隣県にあるC社を買収すれば取引先や仕入れ先、従業員を手間なく確保でき、さらに事業も拡大できると大きなメリットを感じていたのです。

前回成約直前まで話を進めていたため、契約までは比較的スムーズに進み、面談を繰り返すうちに、お互い信頼関係を築くこともできました。

わずか2ヶ月で最終締結に。従業員も継続雇用され、友好的なM&Aとなりました。

このM&A事例、ここが成功ポイント!

仲介会社のサポートで信頼の再構築ができた

税理士・公認会計士 松本 佳之 税理士・公認会計士 松本 佳之
税理士・公認会計士
松本 佳之

この案件は、相手側企業にとってメリットの大きい買収だったため、売り手の都合で取引が中断しても無事話がまとまりました。もちろん、仲介会社の支援が、信頼関係の再構築に貢献したことは言うまでもないでしょう。

今回は、社長の気が変わったことで中断となりましたが、その他にも条件面や法規制などの問題で中断となることもあります。

M&Aはお見合いのようなもの。もし一度何らかの理由で破談してしまった場合でも、縁があればまた上手く進むということもあり得ます。条件や法規制などの問題で行き詰まったときも粘り強く検討・交渉をするとよいでしょう。

この建設業M&Aを手掛けたのはこの会社

日本M&Aセンター

幅広いM&Aの実績とノウハウを持つ会社

業界最大手ともいわれている日本M&Aセンター。創業27年にも及ぶ老舗で、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌など、主要都市に拠点を置いています。

中堅・中小企業のM&Aを中心にサポートしていますが、小規模会社のM&A実績も豊富。社員数10名未満のM&A実績も多いようです。

日本M&Aセンター 日本M&Aセンター

引用元:日本M&Aセンター(https://www.nihon-ma.co.jp/)

会社情報

会社名 株式会社日本M&Aセンター
設立日 1991年4月25日
代表 三宅 卓
資本金 13億円
事業内容 M&A仲介/PMI支援/企業評価の実施/MBO支援/企業再生支援/コーポレートアドバイザリー/資本政策・経営計画コンサルティング/企業再編支援
URL https://www.nihon-ma.co.jp
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング 24階
お問い合わせ 03-5220-5454

土木工事業不足している部分を補完できる企業に出会えた

北海道で土木工事業を営むE社。創業78年という老舗の三代目社長は、事業の拡大を目指し、M&Aに対して積極的な姿勢でした。

厳しい状況にある建設業界を生き抜いていくため、自社で一貫して施工が行える体制をつくりたいと思い、その地盤を固める方法として、M&Aで優良企業を買収することを考えていたのです。

仲介会社から紹介されたのは、同じく北海道で土木工事を行うF社。大手からの信頼が厚く、下請け工事をメインに安定した経営を行っていました。業務レベルの高い作業員が多く在籍していましたが、後継者の不在を理由にM&Aを検討していたとのことです。

E社は過去に施工管理を中心に行っていた企業であり、作業員不足に悩んでいたため、F社に有資格者の作業員が多く在籍していたことを魅力に感じたそう。相思相愛で、無事にM&Aが成立したと言います。

現在は、社員全員を集めて現状の問題点や課題を可視化。組織体制や経営方針、業務体制の調整を行うことで、さらなる事業拡大の準備を進めているそうです。

このM&A事例、ここが成功ポイント!

今後の展望を描くことで相手企業の条件が決まる

税理士・公認会計士 松本 佳之 税理士・公認会計士 松本 佳之
税理士・公認会計士
松本 佳之

E社が事業を拡大するための課題をしっかりと理解し、どのような会社を買収すればメリットがあるかを把握して取り組んだことにより、お互いにとってメリットのある取引が成立しました。M&Aは、厳しい経営環境の下、事業を成長させるための有効な方法の一つです。

目標達成のために不足しているものを補完できる相手とのM&Aは、将来大きな価値を生みます。しかし、そのような相手が簡単に見つかるとは限りません。日頃から業界動向をウォッチして、今後の展望を明確に描いておくことが大切です。

この土木工事業M&Aを手掛けたのはこの会社

山田コンサルティンググループ

年間360社!豊富なコンサルティング実績

山田コンサルティンググループは、国内最大規模の日経総合ファームである山田グループの中心ともいえる企業です。

総勢1500名以上のプロフェッショナルが在籍し、法務・教育研修・不動産など、M&Aだけに留まらないさまざまなサービスを展開。国内に11ヶ所、海外に3ヶ所の拠点を持ち、国内外の案件を幅広く手掛けています。

山田コンサルティンググループ株式会社 山田コンサルティンググループ株式会社

引用元:山田コンサルティンググループ株式会社(https://www.y-bc.co.jp/ma/)

会社情報

会社名 山田コンサルティンググループ株式会社
設立日 1989年7月10日
代表 増田 慶作
資本金 15億9,953万円
事業内容 事業承継・M&A事業/経営コンサルティング事業/組織・人事コンサルティング事業/海外事業コンサルティング事業/株式報酬コンサルティング事業/医療・介護・福祉事業者向けコンサルティング事業/事業再生コンサルティング事業/不動産コンサルティング事業/相続手続きサポート事業/教育・研修事業
URL https://www.y-bc.co.jp/ma/
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館10階(受付9階)
お問い合わせ先 03-6212-2510

サポートが手厚い
M&Aおすすめ企業

ひとくちにM&A会社といっても、相談する企業の事業規模や経営状況によって、選び方は変わってきます。ここでは、私たちが最も重要と考える「経営者が納得のいく情報・サポートを提供できる」仲介会社2社を比較して紹介します。

             
比較項目 日本M&Aセンター M&Aネットワークス
相談料 無料 無料
企業価値算定
(売却額の見積り)
有料(成約すれば無料) 無料
着手金 有料(要問合せ) 無料
中間報酬 不明(要問合せ) 無料
成功報酬 対象資産額の1~5% 譲渡対価より算定
※総資産からの算定よりもリーズナブル
成約までの
スピード
6ヵ月~数年 2ヵ月~数年
公式HP日本M&Aセンター公式サイト
https://www.nihon-ma.co.jp/
M&Aネットワークス公式サイト
https://es-ma-networks.jp/