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サービス業の成功事例M&A事例とは

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サービス業M&A事例

サービス業のM&A事例 サービス業のM&A事例

M&Aによりサービス業、特に人材派遣業界の再編が進んでいる

サービス業の中でもとくにM&Aが活発なのは、人材派遣業界。とくに2008年以降、景気悪化により売却を考える中規模の派遣会社が増えています。

また、2012年、労働者派遣法が改正され、グループ内派遣に規制がかけられました。その結果、資本系派遣会社と独立系派遣会社がM&Aをするというケースが増加しました。

最近は、規模の拡大を目的としたM&Aのほかに、大手企業による海外企業の買収や、エンジニア領域など、特定の専門分野に秀でた人材派遣業者を獲得するための買収も増えています。現在進行形で派遣業界の再編は加速しているといえそうです。

人材派遣
事業
大手グループとの取引がきっかけに

1998年に設立し、人材派遣事業やIT関連事業を手掛けてきたA社。波はありましたが、10年以上事業を順調に成長させてきた同社の社長は、自分が元気なうちに後継者にバトンを渡したいと考えるようになりました。

社長には成人した2人の息子と1人の娘がいましたが、すでに3人ともやりたい仕事を見つけており、跡継ぎは望めなかったと言います。

社内に適格者を見つけることもできず、後継者探しに行き詰ってしまったA社の社長は、親しいコンサルタントに相談。そこで、M&Aという選択肢を知りました。

事業を継続でき、かつまとまった老後資金を手に入れられるM&Aに魅力を感じた社長は、仲介会社に相手探しを依頼。A社の業績が好調だったこともあり、すぐにB社という買い手候補が見つかりました。B社は、メーカーの生産工場のためのアウトソーシングを行主な事業とする会社で、東京に本社を置き、社員数は17,000人以上。業界内の大手企業でした。

A社の取引先にNTTグループなどの大手優良企業がいたことが、興味を持つきっかけになったそう。IT・通信分野を強化したいと考えていたB社にとって、A社は最良の会社だったわけです。

交渉は順調に進み、約4ヶ月で契約締結。A社の社長は、長年育ててきた会社を譲ることに寂しさも感じましたが、自分の作った会社がさらに大きく育っていくことを期待し、自分は第二の人生を楽しむつもりだとA社社長は語っています。

このM&A事例、ここが成功ポイント!

双方のメリットがマッチして理想的なM&A

税理士・公認会計士 松本 佳之 税理士・公認会計士 松本 佳之
税理士・公認会計士
松本 佳之

もともとA社の社長はNTTに勤めており、NTTグループとの取引や人脈があったそう。その点に注目したB社が買収を強く希望し、A社の希望を尊重する形で話を進めた結果、円満にM&Aが成立しました。

また、A社はノウハウこそ豊富に抱えているものの、人材の採用が弱いという欠点がありました。B社には、大手ならではの人材採用力があります。将来的にA社の事業を伸ばしてくれる実力をB社が持っていた、というのも、売却を決定する大きな要因となったことでしょう。

お互いにとってメリットのあるM&Aは、交渉がスムーズに進みます。

この金属加工M&Aを手掛けたのはこの会社

ストライク

中小企業の友好的M&Aに強い

M&Aの実務に精通した、公認会計士が母体となり、中小企業を中心にM&Aサポートを行っている会社です。事業継承や後継者不在の悩みを解決する、友好的M&A実績も多数。日本各地でM&Aに関するセミナーを行うなど、M&Aの普及に力を尽くしています。

また、インターネットの情報網を使った新しいタイプのM&Aサービス「SMART」を運営しています。

株式会社ストライク 株式会社ストライク

引用元:株式会社ストライク(http://www.strike.co.jp)

会社情報

会社名 株式会社ストライク
設立日 1997年7月
代表 荒井 邦彦
資本金 8億2,374万円
事業内容 M&Aの仲介/M&A市場の運営/企業価値の評価/企業価値向上に関するコンサルティング/財務に関するコンサルティング/デューデリジェンス業務/その他これらに付帯する一切の業務
URL http://www.strike.co.jp
本社所在地 東京都千代田区大手町1-9-2大手町フィナンシャルシティグランキューブ18階
お問い合わせ先 0120-552-410

人材派遣
事業
補完関係にあった2つの会社のM&A

関西圏で看護師・薬剤師など、医療福祉専門職の派遣を行うC社。その土地の病院や介護施設を取引先として、事業を拡大させてきました。

そんな同社の社長は、50歳半ばを過ぎた頃から、後継者について考えるようになったと言います。しかし、なかなか適格者が見つかりません。顧問税理士に相談したところ、M&Aという形での事業存続を提案され、実行してみることに。

C社を買いたいと手を挙げたのは、医師を中心とした人材紹介を行うD社でした。さらなる事業拡大を目指し、買収先を探していたのです。

C社の社長は、D社の「医療関係者がもっと働きやすいように」という考えに共感し、売却を決意。C社が関西を中心に看護師の派遣業を行っているのに対して、D社は関東を中心に医師の紹介業を行っているという、補完しあえる関係だというところも決め手になったそうです。

D社の事業は今後も拡大する見込みで、C社の従業員はD社に好待遇でジョイン。C社の社長は譲渡代金を手に再スタートと、各々にとってメリットのある取引になったと社長は語っています。

このM&A事例、ここが成功ポイント!

持っていない部分を補完しあえる関係

税理士・公認会計士 松本 佳之 税理士・公認会計士 松本 佳之
税理士・公認会計士
松本 佳之

こちらの2社は、M&Aをすることによって、お互いの持っていない部分を補完しあえる関係でした。

関東と関西、看護師と医師という足りない部分を見事に補える会社と出会えたことが、友好的にM&Aが成立したポイントと言えるでしょう。またD社は上場企業であったため、傘下に入ったC社は信用度が上がったこともメリットに感じているようです。

人材派遣事業にとって信用度は重要です。信用度が上がることで事業の成長も加速することでしょう。

この人材派遣事業M&Aを手掛けたのはこの会社

日本M&Aセンター

業界の最大手。豊富な人材で様々な相談に対応

中堅・中小企業にM&A支援サービスを提供している会社です。

1991年に設立された同社は、成約支援数は国内トップ。業界の最大手とも言われています。

士業・専門家約30名、コンサルタント約300名という組織力を武器に、幅広い相談に柔軟に対応。また、独自のデータベースを使って、最適なパートナー探しを効率的にサポートしています。

日本M&Aセンター 日本M&Aセンター

引用元:日本M&Aセンター(https://www.nihon-ma.co.jp/)

会社情報

会社名 株式会社日本M&Aセンター
設立日 1991年4月25日
代表 三宅 卓
資本金 13億円
事業内容 M&A仲介/PMI支援/企業評価の実施/MBO支援/企業再生支援/コーポレートアドバイザリー/資本政策・経営計画コンサルティング/企業再編支援
URL https://www.nihon-ma.co.jp
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング 24階
お問い合わせ 03-5220-5454

人材派遣
事業
希望を全て書き出し、相手企業を探す手掛かりに

1988年の創業以来、教育を柱とした独自の人材サービスを展開しているE社。経営は順調だったものの、年齢を重ねこれまでとは違う展開を考えるべきだと感じるようになったE社の代表は、次第にM&Aを意識するようになりました。

ただ、初めは知識がなかったことから、買収で会社が滅茶苦茶になるのではないかと不安も感じていたようです。そこで代表は、積極的にM&A関連のセミナーに参加。自ら進んで情報収集に励みました。

やがて、相応の準備さえしっかり行えば、むしろメリットしかないとポジティブなイメージに変わっていったのだそうです。

相手企業に関しては、希望を全て書き出し、それをすべて叶えてくれる会社を探していました。名乗りを上げたのは、愛知県のマーケティング会社F社。希望を受け入れてくれることはもちろん、面談した従業員とのフィーリングも決め手になったのだそう。

合併後も大きなトラブルはなく、双方の従業員同士が円滑にコミュニケーションを取って、事業のさらなる拡大に努めていると言います。

M&Aは大きな決断でしたが、自身の希望をしっかり提示し、丁寧に情報共有を行ったことが、ストレスなく良い相手が見つけられたことにつながった要因だろうとE社の代表は語っています。

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譲渡の条件を代表自身が明確にしていた

税理士・公認会計士 松本 佳之税理士・公認会計士 松本 佳之
税理士・公認会計士
松本 佳之

E社の代表は、「こんな会社に譲渡したい」「こういう会社出なければ譲渡はできない」という明確な意思を持っていたため、仲介会社からも的確なアドバイスと提案を受けることができました。

今回のように譲れない条件を書き出し、自分自身の中でも整理をしておくというのは非常に大切です。また、業績が良い状態で売却を決断したことも、優良企業に見初められた大きな理由でしょう。

ただし、すべての希望条件がとおるかどうかはわかりません。優先順位を付けて希望条件を挙げておくとよいでしょう。

この人材派遣事業M&Aを手掛けたのはこの会社

M&Aキャピタルパートナーズ

買収・売却に関する情報を全国各地から集約

不動産業界の出身者が設立したM&Aの仲介会社。中堅企業・中小企業のM&Aをサポートしています。

着手金・月額報酬は一切なしの成功報酬型。全国から会社の買収・売却に関する情報を集約させ、双方が納得できるマッチングを目指しています。

業界ごとに専任のコンサルタントが担当するため、的確なアドバイスが期待できます。

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

引用元:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(https://www.ma-cp.com/)

会社情報

会社名 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
設立日 2005年10月
代表 中村 悟
資本金 2,503百万円
事業内容 M&A仲介事業
URL https://www.ma-cp.com
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-9-19グラントウキョウノースタワー38階
お問い合わせ先 03-6880-3800

サポートが手厚い
M&Aおすすめ企業

ひとくちにM&A会社といっても、相談する企業の事業規模や経営状況によって、選び方は変わってきます。ここでは、私たちが最も重要と考える「経営者が納得のいく情報・サポートを提供できる」仲介会社2社を比較して紹介します。

             
比較項目 日本M&Aセンター M&Aネットワークス
相談料 無料 無料
企業価値算定
(売却額の見積り)
有料(成約すれば無料) 無料
着手金 有料(要問合せ) 無料
中間報酬 不明(要問合せ) 無料
成功報酬 対象資産額の1~5% 譲渡対価より算定
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成約までの
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6ヵ月~数年 2ヵ月~数年
公式HP日本M&Aセンター公式サイト
https://www.nihon-ma.co.jp/
M&Aネットワークス公式サイト
https://es-ma-networks.jp/