M&Aアドバイザリー | ○ |
事業承継 | ○ |
クロスボーダーM&A | 不明 |
福島銀行ではM&Aや事業承継の相談を受け付けていますが、2020年10月現在、M&Aに関連するシステムや部署などが完全に整っているわけではありません。
ただし、同行が発表している基本方針の「ふくぎん”絆”リレープラン」によると、今後、M&Aや事業承継に関する専門部署の創設や外部専門家との連携を計画。外部専門家との連携については、日本最大のM&Aプラットフォームであるトランビとの業務提携、およびSBIホールディングスとの業務提携など、すでに具体化されている事例も見られます。今後の福島銀行の動きに期待が寄せられています。
報酬種別 | 費用 |
---|---|
着手金 | 確認できず |
中間金 | 確認できず |
月額報酬 | 確認できず |
成功報酬 | 確認できず |
福島銀行のM&A・事業承継支援の手数料について、同社の公式HPでは情報を確認できませんでした。一般にM&Aや事業承継支援の手数料は、各案件のタイプや取引金額の規模などにより大きく異なります。手数料のシステムや概要を知りたい方は、福島銀行の担当部署まで直接お問合せください。
福島銀行の公式HPには、M&A・事業承継の詳しい流れが記載されていませんでした。参考までに、以下、福島銀行が業務提携をしているM&Aプラットフォーム「トランビ」の公式HPを参照し、譲渡側(売り手側)の立場から見たM&Aの流れについて見てみます。
トランビの公式サイトに自社の売却案件を登録します。トランビ事務局が内容を確認した後案件情報が一般公開され、興味を持った買い手企業からメッセージを受け取ることができるようになります。
トランビに売却希望情報を登録すると、平均して15社ほどから買い手候補が現れます。それら買い手候補の中から交渉したい会社を絞り込み、匿名のまま条件交渉をスタート。何度かのメッセージのやり取りを通じ、実名交渉に移行すべき相手かどうかを検討します。
買い手候補に対して「実名交渉」を打診するシステムもありますが、可能であれば、買い手候補から「実名交渉」を打診されるまで待ったほうが良いでしょう。買い手の社名を確認して簡易調査を行ったうえで、引き続き交渉に値すると判断された場合のみ、実名交渉の承認を行うことをおすすめします。
実名交渉を承認すると、秘密保持契約の同意画面へと移ります。この画面の内容をよく確認し、了承できた場合には双方で秘密保持契約を結びましょう。
秘密保持契約を結ぶことを前提に、電話やメール、面談等を通じ、実名で条件交渉を行います。
買い手から確認されるであろう質問に対し、回答を準備しておきます。たとえば買い手は、売り手に対して次のような質問をすることが多いようです。
逆に、売り手から買い手に対して質問します。よく見られる質問は次の通り。
交渉を経て、売り手と買い手の条件が合意に達した場合、最終的な譲渡契約を締結します。なおトランビの公式HPには記載がありませんが、最終合意に至るまでの間に、基本合意契約の締結やデューデリジェンスの実施がはさまれることが一般的です。
最終契約を締結後、速やかにトランビへ成約報告を行います。対価の支払いや現場レベルの統合などのクロージング作業を経てM&Aが終了します。
福島銀行の公式HPには、同社が手掛けたM&A・事業承継の事例が掲載されていませんでした。そこで参考までに、同社自体が当事者となったM&A事例を1件ご紹介します。
2019年11月11日、SBIホールディングスと福島銀行との間で資本業務提携が行われることがプレスリリースされました。福島銀行が実施する第三者割当増資をSBIホールディングスが引き受ける形で業務提携を実行。これにより、福島銀行の普通株式における議決権のうち17.91%をSBIホールディングスが握る形となります。
公式サイト | https://www.fukushimabank.co.jp/ |
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トピック:M&A仲介
更新日:2020-11-06