FUNDBOOKは、2017年、東京で創業したM&A仲介会社。従来からある通常のM&A仲介会社のサービス形態に対し、次世代型と言われる新たなサービス形態を開発し提供する、業界のフロンティア的な存在として知られています。
通常のM&A仲介会社は、担当者と企業オーナー等とが直接話し合うことでM&Aを成立させる「コンサル型(対面型)M&A」か、または、WEB上の案件マッチングを中心にM&Aを成立させる「WEB型M&A」のいずれかを採用しています。一方でFUNDBOOKは、両形態をハイブリッドさせた新たな形態のM&A仲介サービスを考案。これにより、「コンサル型M&A」と「WEB型M&A」が持つそれぞれの弱点を克服することに成功しました。
FUNDBOOKが行っているM&Aサービスの概略は次の通り。まず、WEB上に登録された数千社にもおよぶ譲受企業(買いたい)に対し、譲渡企業(売りたい)は自社の企業情報を同時配信。譲受企業からのオファーを受けた時点から、FUNDBOOKの対面式M&A仲介サービスが始まります。
M&A仲介サービスを行うスタッフは、公認会計士やM&Aのベテランコンサルタントなど、M&A業界を知り尽くした専門家のみ。譲受・譲渡の両企業との間における交渉や契約等の難しいプロセスを、専門家が力強くサポートします。
単にM&A成立までの過程をサポートするのではなく、成立後の経営発展を見据えたマッチングを提供することもFUNDBOOKの大きな特徴。そのため、他社では決して同じテーブルに乗ることのない異業種同士でのM&Aも、FUNDBOOKでは積極的に推進しています。
サービスの対象企業は、地方の後継者不在問題を抱える中小企業から大手の上場企業まで制限なし。業種の種類にも制限はありません。
FUNDBOOKの創業者である畑野幸治氏は、自身がM&Aによって企業拡大を成功させた経験を持つ著名な実業家。大学在学中にインターネット広告事業を興し、のち2度にわたる自社の株式譲渡で資金を拡大。この自己資金を投じる形で、現在のFUNDBOOKが生まれました。
幼少期、父親が務めていた山一證券破綻を経験した畑野氏。生活苦の中で自身も家族を支えてきた経験を持つからこそ、勤務先が破綻することの苦労と怖さを体で知っていると語ります。後継者不在問題を抱える企業オーナーに対し、廃業ではなくM&Aという手段を強く推奨する方針は、畑野氏の幼少期からの実体験が背景にあるのでしょう。
M&A形態 | 仲介プラットフォーム |
クロスボーダーM&A | 不明 |
ファンドブックM&Aは、多くの企業が登録するプラットフォームとアドバイザーのサポートを組み合わせた仲介サービス。
マッチングの場だけでなく、候補先企業の選定からアドバイザーのサポートまで一貫して提供しているため、初めての方でも安心して利用することが可能です。
クロスボーダーM&Aについては成約事例がありませんが、関連情報をまとめた記事は公式サイトに多数更新されているので、精通した専門家と提携している可能性は高いと言えるでしょう。気になる方は一度お問い合わせください。
ファンドブックは、およそ4000社以上の企業が登録するプラットフォームに、専門的なアドバイザーによる一貫したサポートを合わせたハイブリッド型のM&Aサービス。
マッチングサイトは気軽に利用できる反面、初めての方にとっては戸惑うことも多いものですが、候補先を選んだ後もサポートしてもらえると心強いですね。
ファンドブック最大の特徴は、候補先を探索できるプラットフォームと、その後をサポートしてくれるアドバイザーチーム両方を兼ね備えたハイブリッド型のビジネスモデル。
プラットフォームへの登録にあたり秘密保持契約を結ぶことになっているため、自動的に閲覧できるということもなく、安全性も信頼できます。
仲介業者を利用するにあたって、経営者の方が最も気になるのは報酬についてですよね。
しかし、ファンドブックは着手金無料、基本合意書の締結を行うまで費用は発生しない仕組みとなっています。
基本合意後は中間報酬が10%ほど必要となりますが、相手先がどのような企業かしっかり確認してからの支払いとなりますから、不安は少ないと言えるでしょう。
ファンドブックに在籍するアドバイザーは、いずれもM&Aの経験豊富なエキスパートばかり。
事前に丁寧なヒアリングを行い、悩みや展望などを聞いてからM&Aの必要性を判断してくれます。
資料作成についても専門チームが設けられているため、初めての方でも心配ありません。
成約に至るまでまでワンストップでサポートしてもらえますから、途中で外部業者を頼る必要もなく安心です。
報酬種別 | 費用 |
---|---|
着手金 | なし |
中間金 | 成功報酬の10% |
月額報酬 | なし |
成功報酬 | 中間報酬を除く90%(レーマン方式にて算定) |
ファンドブックの報酬体系は、相談料や着手金は無料、譲受先と基本合意を行うまで費用はかからない仕組みとなっています。
などに関するサポートもすべて無料なので、良心的に理想的な相手先企業と出逢える可能性が高いと言えるでしょう。
成功報酬は規模の大きさによって料率が変動するレーマン方式で算定されますが、そのうち10%は中間報酬として必要です。
小規模にも対応しているものの、最低手数料は記載されていないため、まずはお問い合わせの上プラットフォームに登録し、参考として掲載企業をご確認ください。
担当者のおかげで、前向きな気持ちでM&Aに臨めました
自分にとっては初めてのM&A。最初は不安だらけだったのですが、fundbookのアドバイザーの方が何度も電話や面談でフォローしてくださったおかげで、小さな不安が少しずつ解消していった感じですね。不安が解消されていくと同時に、逆に大きな安心感が育っていった感じです。
会社を手放すとなると、時にはセンチメンタルな気分にもなってしまうことがあるのですが、そのようなネガティブな気分を排除して本質的な部分に目を向けるよう導いてくださったのも、fundbookの担当者でした。前向きな気持ちでM&Aを進めることができたことに、本当に感謝しています。
fundbookに会ってわずか2ヶ月でM&Aが成立
地域で調剤薬局をやっていたのですが、後継者がいない状態で60代を迎え、店を閉じるか否かを考えていました。ところが既存の患者さんたちから、店をやめないで欲しいとの声が多く上がったため、fundbookを通じた売却を決意。アドバイザーさんからの「相手は見つかりますよ」との言葉を信じ、仲介をお任せしました。
結果、fundbookさんに初めてお会いしてから約1ヶ月で、買い手企業の社長様と面談する運びに。「在宅医療に力を入れていきたい」との私の想いに共感していただき、無事、円満にM&Aが成立しました。
わずか2ヶ月でのスピードM&Aは、fundbookさんならではの力量と言えるでしょうね。
会社売却とは、従業員に責任を果たすこと
M&Aと聞くと、「経営者としての敗北」や「お金のための身売り」などマイナスのイメージがあったのですが、fundbookの担当者の話を聞くうちに、そのような考えはなくなっていきました。
墓場まで会社を持っていくという気骨は、経営者としては本望かもしれませんが、従業員に対しての責任ある態度ではありません。後継者がいないのであれば、M&Aを通じて事業を継続させ、従業員の雇用を確保することが大事だ、と思うようになりました。
fundbookのおかげで、信頼できる相手先とM&A合意に至ることができました。これで従業員にも責任を果たせた、と感じています。
ファンドブックでは、同業種から異業種まで様々なM&A事例が紹介されています。
特にアドバイザーの対応が丁寧との声が多く、初めての方にとっても頼りになる印象です。
成約までの期間:顔合わせから半年
1981年に創業し、組み込み機器のハードウェアやソフトウェアの設計・開発をはじめ、電子機器に携わってきたB社。代表は元々開発部門のリーダーとして長年会社に勤めた人物で、2005年に先代から事業を引き継ぎました。
誠実にお客様と向き合い、業界、業種を問わず幅広い仕事を行ってきたお陰で経営状態に問題はありませんでしたが、代表が還暦を迎えるのをきっかけに譲渡を考え始めたそうです。
しかし、親族をはじめ後継者に心当たりはなく、悩んでいたところにファンドブックから連絡があったのです。
心に残っているのは、アドバイザーからの「会社と一心同体、墓場まで一緒だという考えは経営者としては本望であれ、従業員に対して責任を果たしたとは言えない」との言葉。その言葉が、M&Aへのネガティブなイメージを払拭し、前向きな姿勢に導いてくれたと言います。
そこで提案された相手先企業が、飲酒運転撲滅を願い「業務用アルコール測定システム」の製造、販売を行っているA社。
元々は時計メーカーの製造下請けとして誕生した会社だそうですが、後継者と立ち上げた新事業が好調で、現在は業界トップの売上を誇ります。
代表同士で顔合わせを行ったところ、下請け時代の苦労話から一気に意気投合。まるで雷に打たれたような運命的なものを感じたとのことで、半年で成約となりました。
成約までの期間:半年程度
明治4年創業の老舗和菓子屋、D社。熟練の職人による手焼きのきんつばが評判で、地元でも愛される企業でしたが、昨今のコンビニエンスストアをはじめとした利便性の高いお店の台頭により業績が悪化。長年築き上げてきたのれんを守るため、D社代表はM&Aを行う決意をしました。
ファンドブックから提案されたのは、観光地における商品の企画や開発、販売、店舗プロデュースなどを一貫して取り扱うC社。その商品プロデュース力の高さは海外や東京の百貨店などにも幅広い販売網を展開するほどで、C社の代表はD社のきんつばのファンでもあったそうです。
D社代表は元々C社代表と面識があり、「従業員教育を徹底されている」印象から、譲受先として恐れ多いとすら思ったとか。ファンドブックのアドバイザーの丁寧かつ信頼できる対応もあり、無事成約に至りました。
M&A成立後は、3か月で黒字化。D社代表が抱いていた「M&Aを行ったら歴史が途絶え、自分たちのものではなくなるのでは…」との懸念も杞憂に終わり、現在も良好な関係が続いています。
成約までの期間:3か月程度
デザイン制作やシステム開発など、Web制作を中心的に行うF社。大手広告代理店からの受注がメインということもあり、創業から間もない期間で急成長を遂げていました。しかし、立ち上げ時から共に経営を行ってきた信頼できる役員の退職をきっかけに、M&Aを考えるようになったと言います。
ちょうどファンドブックから連絡があったのもその頃で、F社の代表としてはタイミングが良いと思ったそう。アドバイザーの対応も信頼できるもので、提案された企業が的確(様々なシナジー効果を得られそう)だと感じられたことも後押しになったようです。
そこで出逢ったのが、システムの受託開発をメイン事業とするITソリューション企業、E社。M&Aによる事業拡大に積極的で、E社の代表の人柄が落ち着いていることにも好感を持ったとのこと。M&Aの際にはどうしても自社や自分をより良く見せようとする人が多いようですが、同氏にはそういった浮き沈みがなかったのが決め手となりました。
成約までの期間は、ファンドブックの事例の中でもかなりスピーディーな3か月ほど。元々その期間でクロージングすることを希望していたそうですが、非常にスムーズですね。譲渡後も安定感のある経営で、グループに入ったことで扱える案件の幅も広がったとの声が聞かれました。
プラットフォームと特化型分業モデルをかけ合わせた、新しいタイプのM&A仲介サービスであることです。
プラットフォームには約4000社の優良企業が登録され、高い専門性を有した6つの部門で理想的なM&Aをサポートいたします。
はい、お気軽にご相談ください。
M&Aの成約には一定の時間が必要です。
通常半年~1年ほどが目安とされていますから、事業分析や企業価値評価などは早めに行っておいた方が良いでしょう。
検討から成約まで、一貫して支援いたします。
実施検討の段階から企業価値評価、マッチング、双方の条件の調整、コア(専門)業務のフォローなど、専門スタッフが最後までしっかりサポートさせていただきますので、初めての方も安心してご相談ください。
はい、ご相談いただけます。
ファンドブックは全国どこにでも伺います。サポートを希望される方はぜひお問い合わせください。
ファンドブックでは、新たなサービスを提供予定です。
特定企業とのM&Aを希望される方に向けて、2020年8月に「SEARCH BOOK」という代行サービスを開始いたします。
ぜひ情報をご確認ください。
はい、可能です。
買い手企業が現れるかどうかに、規模の大きさは関係ありません。
小規模であってもシナジー効果が期待できると思われれば、相応しい買い手に出逢えます。
ファンドブックは、2020年8月7日に設立3周年を迎えました。
そこで同社では、これまでの実績を振り返るインフォグラフィックスを公開。3年間でのM&A成約件数は90件、業界や規模を問わず実績を重ねていることが分かります。
47都道府県すべてに譲渡、譲受の候補先が存在する状態とのことですから、どこを所在地としていても相手企業が見つかりやすそうですね。
ファンドブックでは8月17日、無料で能動的なM&Aの戦略立案から候補先リストの作成、企業へのアプローチと結果報告、交渉方針策定、候補企業との初回面談を経て、正式交渉に至るまでをサポートしてくれる譲受企業向けの新たなサービス「SEARCH BOOK(サーチブック)」も提供予定。
これにより更に幅広い選択肢から、精度の高いマッチングが可能となりました。オンライン環境を活かし、同社の更なる飛躍が期待されます。
公式サイト | https://fundbook.co.jp/ |
お問い合わせフォーム | https://fundbook.co.jp/contact/ma/?form_type=yuzuriwatashi |
企業情報 | https://fundbook.co.jp/company/ |
よくある質問 | https://fundbook.co.jp/faq/ |
更新日:2020-10-19