群馬銀行

群馬銀行

目次

群馬銀行は、群馬県前橋市に本店を置く地方銀行です。群馬県内に多く店舗を構えるほか、東京都や埼玉県、神奈川県、千葉県、栃木県、長野県、大阪府にも店舗が開設されています。

同行ではM&Aによる事業承継支援に力を入れている点が特徴。県内の信金などとM&Aに関する業務提携を行うことで、それぞれの企業のニーズに合致した、円滑なマッチングを実現しています。

群馬銀行の特徴

特徴

業務提携によってM&A支援を促進

群馬県内の信金・ほけんの窓口グループと提携

M&Aによる事業承継支援に力を入れている群馬銀行は、2020年3月31日に高崎信用金庫(群馬県高崎市)と、しののめ信用金庫(群馬県富岡市)と業務提携。信用金庫と連携することにより、M&Aのニーズが発生した場合に継承先をより効率的に探し、県内にある中小企業の廃業を防ぐことを目指しています。

具体的には、「後継者不足の問題を抱えている中小企業」や「事業の承継先となる企業」に関する情報を持ち寄ることにより、M&Aによる事業承継の支援を実施。特に県内企業同士のマッチングを円滑にし、地域経済の活性化につなげていきます。

また同行は全国に店舗を展開している「ほけんの窓口グループ」とも提携を行っている点も特徴。もともと2016年には保険販売に関する業務提携を行っていましたが、さらに2019年に「M&Aに係る業務提携契約」を締結。ほけんの窓口に寄せられた事業承継やM&Aニーズに対して群馬銀行がこれまで蓄積してきたノウハウを活用することにより、取引先の企業の事業承継や企業の成長に役立つサポートを行っています。

特徴

M&A・事業承継に関するセミナーを実施

実務体験に基づきM&Aを解説

群馬銀行では、事業承継やM&Aに興味がある企業を対象としたM&Aセミナーを開催。今やM&Aは大企業だけのものではなく、中小企業にとっても経営戦略のツールとして定着。企業の存続を考えた上での選択肢のひとつと位置付けられています。

そのため、まずはM&Aや事業承継に関する動向や手法などについて、講師を迎えこれまでの実務経験に基づいて解説。さらに、希望がある場合にはM&Aや事業承継に関する相談会も開催することにより、地元の企業が事業を存続できるよう、支援を行っています。

特徴

第7回バンクオブザイヤー・地域貢献大賞を受賞

対象地域に最も貢献した銀行として表彰

群馬銀行は、日本M&Aセンターが開催している「第7回バンクオブザイヤー」において、「地域貢献大賞」を受賞しています。

この地域貢献大賞とは、2018年度に日本M&Aセンターとの協働実績において、受託件数や成約件数、ディールサイズなどの各指数を集計した結果、7つに分けた地域ブロックにおいて対象地域で最も貢献した、と判断された銀行に授与されるもの。このように、群馬銀行はさまざまなM&Aを支援していることが特徴といえます。

群馬銀行のM&A事例

群馬銀行のM&Aに関する具体的な事例については、同行のHPには記載がありませんでした。さまざまなM&Aの支援を行っている群馬銀行の事例を知りたい、という場合には実際に問い合わせを行って確認する必要があるといえるでしょう。

着手金

一般的にM&Aのサポートを受ける場合には着手金が必要となります。群馬銀行のM&A支援を受ける場合の着手金に関しては、「譲渡希望の場合は着手金が必要」とHPに記載してあります。ただし、具体的な金額に関しては明記されていないため、実際に譲渡希望で群馬銀行にM&Aの支援を依頼する際に確認することが必要です。

成功報酬

群馬銀行の場合、成功報酬は移動する時価総資産に手数料率を乗じて算出されることになります。具体的な手数料率に関してはHPには記載されていませんので、実際に依頼をする際に問い合わせが必要です。

最低手数料

群馬銀行によるM&A支援サービスを受ける場合、手数料としては上記の着手金(譲渡希望の場合)、成功報酬、実費(弁護士や公認会計士費用など)が発生します。最低手数料に関する記載はありませんでしたので、実際に問い合わせを行う必要があるでしょう。

その他付帯サービス

群馬銀行では、法人のお客様に対する経営・事業サポートとしてM&A以外にも中小企業活性化支援サービスや人材紹介サービス、事務の合理化、補助金などに関する情報提供など多彩な支援を行っています。

口コミ・評判

群馬銀行のM&A支援に関する口コミや評判はありませんでした。

群馬銀行の事業を徹底分析!

マッチング件数は増加傾向

同行ではコンサルティング営業部によりM&Aの支援を行っており、マッチング件数は増加傾向にあるようです。

後継者がいない、自社の将来に不安を感じる、子会社や事業部門を売却したいといった「売却を検討している場合」、また新規事業へ早急に進出したい、自社のシェア拡大をしたい、新製品を短期間で開発したいといった「買収を検討している場合」の双方のニーズに対し、適切な候補先企業を選定し、円滑にM&Aの成約に結びつけられるように支援を行います。

群馬銀行のM&A支援の流れ

群馬銀行では、下記のような流れでM&A支援を行っています。

1.問い合わせ・アドバイザーの選定

まず、譲渡希望・譲受希望の企業ともに群馬銀行に問い合わせを行います。その後、アドバイザーの選定が行われます。

2.企画概要書の作成

譲渡を希望する企業の場合、「企業概要書」を作成します。企業概要書とは、譲渡される企業の詳細な情報を記載された資料のこと。会社の沿革や事業内容、強みや弱み、事業フロー、得意先や仕入先、財務状況などが記載されます。

3.候補先(買い手・売り手)の選定

買い手企業や売り手企業といった候補先企業の選定を行います。

4.秘密保持契約・売り手企業の情報提供

候補先の企業が見つかったら、秘密保持契約を結んだ上で売り手企業の情報提供が行われます。

5.トップ会談・企業訪問・条件交渉

M&Aを進める上で、トップ会談や企業の訪問を行った上で、買収価格等の詳細な条件交渉が行われます。

6.基本合意書の締結

条件に双方が納得したら、基本合意書の締結を行います。

7.買収監査

譲渡企業の監査が行われます。ここでは、最終的な契約に先立ち財務内容との正確性などが確認されます。譲渡企業の将来性やM&Aが成立した後のリスクなども判断されます。

8.最終条件の交渉・最終契約の締結

監査の結果問題がないと判断された場合、最終条件の交渉を行い、最終契約を締結します。

9.クロージング 対価の授受

最終契約の締結が行われると、対価の授受が行われます。

群馬銀行の魅力ポイントは?

  • 信金などと提携することにより、幅広いマッチングが可能
  • 企業の経営者などに向けたM&Aセミナーを開催
  • バンクオブザイヤー・地域貢献大賞を受賞

群馬銀行では、県内の2つの信金との業務提携やほけんの窓口グループとの提携により、より幅広いマッチングを行うことが可能に。特に信金との提携では、それぞれの金融機関が持つM&AニーズやM&Aを希望する企業の情報を持ち寄ることにより、県内企業の事業の継続を支援しています。このことにより、地域の経済を活性化させることにも一役買っていることも大きな魅力といえるでしょう。

また、後継者の不足などに悩んでいても、M&Aなどに関する知識が全くない、という経営者に関してもセミナーなどを行うことによりM&Aという選択肢を与え、廃業することなく事業を継続できるよう支援を行っています。

群馬銀行への問い合わせ方法

M&Aに関しては、まず取引のある店舗に問い合わせを行うことになります。

群馬銀行の会社概要

会社名 株式会社 群馬銀行
設立日 1932年9月
代表 代表取締役頭取 深井 彰彦
事業内容 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など
URL https://www.gunmabank.co.jp
本社所在地 群馬県前橋市元総社町194番地
お問い合わせ先 M&Aの問い合わせ先は、各取引店となります

トピック:M&A仲介

更新日:2020-10-27

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