常陽銀行

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常陽銀行

常陽銀行
引用元HP:常陽銀行
https://www.joyobank.co.jp/
茨城県水戸市に本店をおく地方銀行

常陽銀行は茨城県水戸市に本拠地を置き、茨城県の指定金融機関を受託している地方銀行です。

本店がある茨城県では、ほぼ全ての市町村に支店があり、さらに東京都や千葉県、埼玉県、栃木県、福島県、大阪府、宮城県にも支店をおいています。

事業承継・M&Aの取り組みに注力している常陽銀行。同行では、親族間の事業承継を目的とした企業に対する手厚いコンサルティングサービスを提供しているものの、中には後継者が存在しないというケースも多いことから、第三者へ事業を継承するM&Aも重要な選択肢となっています。

常陽銀行の特徴

特徴

行政と連携したM&A支援の取り組み

公認会計士や税理士とともにM&Aを支援する

常陽銀行のM&Aにおいては、行政と連携した取り組みを行っている点も特徴のひとつ。

多くの事業承継の相談が持ち込まれる常陽銀行では、その全ての案件に対応できていないという現状がありました。このことから、1件でも多くの案件に対応するため、売り手企業の基本事項や事業内容、財務状況の説明資料となる「企業概要書」の作成といったプロセスを公認会計士や税理士などの専門家に委託する、という取り組みについて、茨城県の事業として行う仕組みづくりを2019年から開始しています。

公認会計士や税理士も顧客企業へのインタビューに同席することもあり、時には改善に向けたアイディアが出されることもあるのだとか。このことにより、常陽銀行での案件対応がスムーズになると同時に、業務を委託している公認会計士や税理士においてもM&Aの経験を蓄積することによって県の事業が終了した後もM&A案件が成立までのサポートができるようになり、企業支援をさらに充実させていくことができると考えています。

特徴

医療業界・介護業界の案件に強い

情報連携・業界に精通した担当者の存在

常陽銀行は医療・介護業界においても強みを持っているという特徴があります。特に直近3年程度の期間では、成約した案件の2割が医療・介護業界の案件となっています。

同行では、営業推進部の総合金融サービス室の中にM&Aチームが配属しています。この総合金融サービス室内には医療・福祉チームもあることで情報連携を行える点が、案件の成立に繋がっています。また、M&Aチームの中に医療・福祉チームの経験者を配属させたことでノウハウの共有が可能となり、効果として現れているとも考えられています。

医療機関や介護施設がこの先事業を続けていくためには、M&Aの活用が重要な選択肢となっています。しかし、医療や福祉業界には特有の制度や慣例があることから、業界に精通した担当者がチーム内に在籍していることにより、顧客に対して自信を持った提案やアドバイスができます。

特徴

主に事業承継型のM&Aに対応

以前は再生型M&Aの案件が多かった

常陽銀行におけるM&A業務は、1989年に顧客企業の資本政策をサポートするための業務としてスタートしています。その後、専門的な組織としてのM&Aチームは2008年に発足。チーム発足からしばらくの間は再生型M&Aの案件が多かったものの、2012年には「事業承継・M&Aチーム」が発足したことにより、徐々に事業承継の案件が増え、現在は事業継承型のM&Aを中心に対応しています。現在経営者の高齢化が進んでいることで事業承継のニーズが高まっていることもあり、2016年には人員を増強。さらに、M&Aの担当者の多くは、メガバンクやM&Aの専門業者へ出向することにより業務経験を積むことで知識を蓄えてから配属が行われている点も特徴といえるでしょう。

常陽銀行のM&A事例

常陽銀行は2020年に人材サービスのビズリーチが主催した「M&Aアドバイザーアワード」にて最優秀賞を受賞しています。これは、後継者が不在となっていた関東にある輸入業者の関西企業への事業譲渡を支援するなど、遠距離の事業承継を複数成約したといった事例が評価されています。

このように、常陽銀行ではさまざまなM&Aを手がけているため、他にどのような事例があるのかを知りたい場合は、直接問い合わせを行ってください。

着手金

M&Aの支援サービスを利用する際には、着手金は非常に気になるものですが、常陽銀行のHPには、着手金に関する記載はありませんでした。そのため、着手金に関する情報を知りたい場合には、直接同行に問い合わせを行う必要があります。

成功報酬

M&Aが成立した後に支払う成功報酬に関しても、HPには記載がありませんでした。そのため、同行に問い合わせを行った際に一緒に確認することをおすすめします。

最低手数料

最低手数料に関しても、常陽銀行のHPには記載がありませんでした。M&Aの相談を行う際には、あらかじめ手数料に関しても確認しておきましょう。

その他付帯サービス

常陽銀行では、事業承継・M&A支援以外にも法人向けのサービスを幅広く用意しています。資金調達の相談はもちろん、販路の拡大や財務戦略、資産運用に関する相談などにも対応。銀行ならではのノウハウで、経営に関するさまざまな支援を行ってくれます。

口コミ・評判

常陽銀行のM&A支援サービスに関する口コミや評判はありませんでした。

常陽銀行の事業を徹底分析!

売り手・買い手双方の企業に対し支援を行う

「事業承継」と聞くとどうしても後継者不足など売り手企業へ意識が向かう傾向があるものの、常陽銀行ではM&Aによって顧客企業が成長するという側面も重視しています。M&Aを繰り返して成長する企業への支援も行っていることも同行の特徴といえるでしょう。このように、売り手企業だけではなく買い手企業に対しても、本業の支援や抱えている課題を解決するという視点を持ち、常陽銀行では事業継承やM&Aへの取り組みを強めています。

常陽銀行のM&A支援の流れ

常陽銀行におけるM&A支援の具体的な流れについては、HPに記載されていません。しかし、後継者が不在の経営者や事業の拡大を行いたいと考えている企業に対し、最適な紹介先の選定や、M&Aの各ステップにおけるアドバイスなど、専門的な知識を持ったスタッフが一貫してサポートしてくれます。

常陽銀行の魅力ポイントは?

  • 医療業界・介護業界の案件に強い
  • 行政と連携してM&A支援を行っている
  • 現在は主に事業承継型のM&Aに対応している
  • 売り手・買い手双方の企業に対し支援を行う

常陽銀行は医療業界や介護業界のM&A案件に強いという点が大きな魅力といえるでしょう。特にこの業界については独自の制度などが多く、業界に精通した担当者がいる常陽銀行だからこそ案件をスムーズに進めることができ、安心して支援を受けられます。

また、現在は主に事業承継型のM&A支援を行っていますが、売り手側の企業だけではなく買い手側の企業が持つ事業拡大などの要望に関してもサポートを行っている点が魅力。売り手・買い手どちらの立場であったとしても、しっかりと支援を行ってくれます。

常陽銀行への問い合わせ方法

常陽銀行でのM&Aに関する問い合わせは、最寄りの店舗にて行うことになります。また、もともと取引のある企業の場合は、担当者に相談してみても良いでしょう。

また、ホームページからは無料相談の申し込みを行うことも可能ですので、必要に応じて利用してみてはいかがでしょうか。必要事項を入力して送信すると、後日本部の担当者から相談内容の確認や実際に面談を行う日程についての連絡が入るという形になります。

常陽銀行の会社概要

会社名 株式会社 常陽銀行
設立日 1935年7月30日(創立日)
代表 取締役頭取 笹島 律夫
事業内容 普通銀行業務
URL https://www.joyobank.co.jp/
本社所在地 茨城県水戸市南町2丁目5番5号
お問い合わせ先 029-231-2151(代)
※M&Aの問い合わせは最寄りの店舗まで

トピック:M&A仲介

更新日:2020-10-16

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