M&A用語「スタッガード・ボード(Staggered Board)」とは?
スタッガード・ボード(Staggered Board)とは「期差任期取締役制度」、もしくは「捻じれた役員会」とも呼ばれる、敵対的買収への対抗措置のひとつ。取締役の改選時期をずらすことにより、同時に取締役全員が入れ替わることがないようにするものです。買い手企業が実質的な経営権を得るまでの時間稼ぎをする目的で用いられる場合が多く、仮に買収されたとしても取締役を一気に交替させられることはありません。語源としては「スタッガード」が意味する「互い違いにずらす」と「決心を揺らがせる」両方の意味合いを込めていると言われています。
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