M&A用語「簿外債務」とは?
簿外債務とは、企業の財務諸表において「貸借対照表に記載されていない債務」のこと。これは特に税務会計(企業の課税所得を算出するための会計方式。節税のため利益を出来る限り小さく見せる傾向がある)を仕訳に用いる中小企業ではごく当たり前に発生するものですが、M&Aの際に売り手企業側に簿外債務が存在する場合は、必ず事前に申告しなければなりません。また、買い手企業側はM&A後にこの簿外債務が発覚してトラブルが起こることがないよう、デュー・デリジェンスを徹底する必要があります。
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