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【2020年版】M&A仲介会社おすすめ5選

合併や買収と一口に言っても、様々な手法が存在するM&A。昨今では中小企業や個人事業主の間でも行われることが増えていますが、自力で準備から成約まで完了するのは非常に難しいことなので、一般的には「仲介会社」を頼ることになります。

しかし、仲介会社もそれぞれ規模や対象、料金体系などが異なる上、かなりの数が存在するために「どこに相談したらいいか分からない……」という経営者の方も多いでしょう。そこで今回は、特徴ごとに代表的な仲介会社を一挙ご紹介します。

M&Aネットワークス

M&Aネットワークス
引用元HP:M&Aネットワークス
https://es-ma-networks.jp/

M&Aネットワークス(エスネットワークス)は、平成11年に設立されたM&Aに関する仲介会社。日本企業の成長が停滞しやすい原因となっているのは「経営資源の枯渇」であるとの考えから、その拡充を目的としたポジティブなM&Aを中心的にサポートしています。

M&Aネットワークスの特徴

  1. 売り手企業を専門として、ビジネス的な観点から強みや弱みを探る
    M&Aネットワークスは、売り手企業専門というのが最大の特徴。買い手の購買欲ではなく売り手の気持ちや要望に徹底的に寄り添い、ビジネス的な観点から強みや弱みを探っていきます。

  2. 潜在的な企業に対してもアプローチし、迅速なM&Aを心がける
    的確なコンサルティングと豊富なネットワークにより、スピーディーなマッチングが可能なのもM&Aネットワークスの魅力。ニーズが顕在化している企業に的を絞ると相手探しに時間がかかりやすいという点から、潜在的なニーズを秘めている企業も視野に入れることで迅速な対応を心がけています。

  3. 統合後のPMIについても徹底サポートが可能
    M&Aは基本的に2つ以上の組織が合わさるという特徴があるため、成立後にすれ違いが生じがちだとも言われています。そこでM&Aネットワークスでは、統合後のPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション。M&A成立後の効果を最大化するためのプロセスのこと)についても徹底サポート。アフターフォローまで充実しているので、初めての方も安心です。

  4. 着手金や中間金は無料!成立するまで費用ゼロ
    M&Aの相談を行う際、不安なのが成功報酬の前に発生する着手金や中間金などの有無ですよね。しかし、M&Aネットワークスでは成功報酬以外に費用が一切かからないため、最終契約を締結するまでは無料となっています。

こんな方におすすめ

  • 初めてM&Aを行う売り手企業の方
  • 出来る限り早めの成約を望んでいる方
  • 料金設定が明瞭な仲介会社で、アフターサポートまでお願いしたい方

ただし、M&Aネットワークスは「小規模(総資産数千万円以下)の会社の実績がやや乏しい傾向がある」「オンラインのマッチングサービスがない」といった注意点もあるため、相談する際は確認しておきましょう。

トランビ

トランビ
引用元HP:トランビ
https://www.tranbi.com/

トランビは、オンライン上で売り手と買い手がマッチングできる日本最大級のM&Aインターネットサービス。直接やり取りを行うわけではなく、専門家を頼ることもできるため、自分のペースでM&Aを進めたい場合にはぴったりです。

トランビの特徴

  1. 買い手側は、常時1,000件以上の案件から探せる
    オンラインサービスならではのメリットとして、買い手側は常に1,000件以上の案件から自分が求める売り手を探せるというものがあります。しかも交渉は専門家を通さず売り手と直接行えるため、スピーディーなM&Aが可能です。

  2. 売り手側は、平均11社から10日以内に申し込みが!
    売り手側にとってのメリットは、何と言っても買い手と直接やり取りが可能なこと。トランビに掲載された案件の多くが、10日以内に平均11社から申し込まれているそうですから、多彩な買い手から相応しい相手を自ら厳選できる可能性があります。掲載は匿名のため、社名を不用意に明かしたくない場合でも安心です。

  3. 定額で専門家を紹介してもらえる
    直接交渉できるとはいえ、M&Aには専門家の介入が必要不可欠とされています。そこでトランビでは、公認会計士や弁護士、アドバイザーなどの専門家を安価で紹介。想定成約金額1億円以下の案件なら5万円~300万円ほどで利用できるので、非常に良心的です。サイト上には、無料で専門家に相談できる掲示板サービスも。

  4. 登録無料、成約した場合のみ3%の報酬でOK
    トランビへの登録は、買い手側、売り手側どちらの場合でも無料。メッセージも自由に使用することができます。M&Aが無事成立した場合のみ、成功報酬として約3%を買い手側がトランビに支払う、ということになっていますから、小規模の取引だから……と諦めていた方でもチャレンジしやすいでしょう。

こんな方におすすめ

  • 企業規模を問わず、様々な相手から候補を厳選したい方
  • まずは登録し、どのような企業がいるか見てみたい方
  • ある程度知識があり、最低限の費用でM&Aを行いたい方

ただし、前述した通りトランビでは専門家を紹介してはもらえるものの、料金は別途必要となっています。通常の仲介会社では全て込みとなっているのが一般的なため、M&Aの規模によってはコスパが悪い恐れも。

日本M&Aセンター

日本M&Aセンター
引用元HP:日本M&Aセンター
https://www.nihon-ma.co.jp/

日本M&Aセンターは、全国の公認会計士や税理士が共同出資して生まれた仲介会社。一般的な仲介型(双方の企業間に立って納得のいくM&Aになるようサポート)だけでなく、FA型(どちらか一方の企業の専任アドバイザー方式)やハイブリッド型(オンライン上でのマッチングをサポート)など、様々なサービスを行っているのが魅力です。

日本M&Aセンターの特徴

  1. 中堅・中小企業のM&A仲介実績業界No.1
    日本M&Aセンターは、創業以来5,000件以上の中堅、中小企業におけるM&Aをサポートしてきた仲介会社。これは業界でもNo.1の実績とされており、2007年には東証一部にも上場しています。数々の案件で成果を残してきた会社だからこそ、どのような規模でも手厚い助力が期待できるでしょう。

  2. 国内最大級の情報ネットワークを保有
    日本M&Aセンターは全国数百以上の会計事務所と提携し、大手金融機関や地域金融機関などとも密接なネットワークを持っています。膨大なデータベースの中から最適な相手を探せるため、遠方の相手とのマッチングも可能です。

  3. 各業界の専門家たちがワンストップでサービスを提供
    公認会計士や弁護士の共同出資により生まれた日本M&Aセンターということもあり、所属する専門家たちはいずれもそれぞれの業界に特化したエキスパートばかり。業界別のコンサルタントチームを設けることで、案件ごとに適切なサポートを提供しています。

  4. オンラインマッチングでコスト削減も可能
    昨今ではオンラインのマッチングサービスも増えていますが、日本M&Aセンターも「
    Batonz(バトンズ)」というサイトを運営。売りたい、買いたい双方のニーズに合わせて必要な案件の情報が得られるため、1億円以下の小規模なM&Aには非常におすすめです。

こんな方におすすめ

  • 実績豊富な信頼できる仲介会社を頼りたい方
  • オンライン、対面型双方を見て、相応しい方法を選びたい方
  • 仲介会社の手腕は重視したいけれど、小規模なので不安という方

ただし、通常の仲介型を望む場合は報酬の中に「着手金」が存在するため、注意が必要です。成功報酬はレーマン方式、かつ着手金(100万円~)が必要となると、ある程度の資金力が求められます。とはいえ、Batonz(バトンズ)を利用するのであればこの限りではありませんから、事前にサイトをご確認ください。

M&Aキャピタルパートナーズ

M&Aキャピタルパートナーズ
引用元HP:M&Aキャピタルパートナーズ
https://www.ma-cp.com/

M&Aキャピタルパートナーズは、2005年創業のM&A仲介会社。丁寧ながら迅速な対応力、的確なアドバイスなどが評判で、10年経たずして東証一部上場を果たしたパワフルさが魅力です。

M&Aキャピタルパートナーズの特徴

  1. 専門コンサルタントが専任担当制でサポート
    M&Aキャピタルパートナーズでは、コンサルタントの「専任担当制」を採用しています。検討はじめから成約まで一貫して担当者がサポートを行ってくれるため、経営者の考えや想いなどにしっかり寄り添いながら、分業担当制よりも密な連携が可能です。

  2. 着手金不要の良心的な料金体系
    仲介会社に相談する際、気になりがちなのが料金体系。着手金や相談料がかかるパターンも多いですが、M&Aキャピタルパートナーズの場合は着手金不要、取引先との基本合意が行われるまでは無料でサービスを受けることができるため、買い手企業と売り手企業、双方にとって良心的と言えるでしょう。

  3. レコフ社との提携により、膨大なデータを共有
    1987年に創業し、M&Aサポートの先駆け的な企業として知られるレコフ。そのレコフと提携を行うことにより、同社の膨大やデータや幅広いネットワークを活かしつつ、M&Aキャピタルパートナーズならではの中小企業への直接提案力との両立を実現しました。歴史と実績、それぞれの強みを最大限に感じられるのは非常に魅力的ですね。

  4. 地方企業の相談にも無料で出張対応
    M&Aキャピタルパートナーズは基本的に東京に会社を置く企業なので、地方企業の方は相談しにくいと考えがち。しかし、その場合は出張対応を利用できるため、ネットから気軽に申し込むことが可能です。もちろん中間金までは無料ですから、相談料はかかりません。

こんな方におすすめ

  • 特定の担当者に、専属でサポートして欲しい方
  • 地方企業ではあるけれど、対面での相談を望んでいる方
  • 良心的な料金で、最適なビジネスパートナーを探したい方

ただし、M&Aキャピタルパートナーズは「最低成功報酬」として2,500万円という金額が設定されているため、小規模な会社や大幅な債務超過がある会社などは利用しにくいというデメリットもあります。とはいえ相談は無料なので、自社はどうなのか不安、という場合はまず相談してみてくださいね。

ストライク

株式会社ストライクキャプチャ
引用元HP:株式会社ストライク
http://www.strike.co.jp/

ストライクは公認会計士や金融機関出身者など、経営やお金の専門家によって立ち上げられたM&A仲介会社。2017年には東証一部上場も果たしており、独自のネットワークや提携する金融機関などから最適なマッチングを行うことができます。

ストライクの特徴

  1. 膨大なネットワークを持ち、支店も全国的に構える
    ストライクは提携する会計事務所や金融機関はもちろん、M&Aブティックや人材データベースなど、内外を含めた全国的なネットワークを持っているのが魅力。M&A仲介会社は東京のみの店舗となっていることも多いですが、ストライクは北海道から福岡まで全国に営業拠点があるため、どこにお住まいでも近くで相談できます。

  2. 中小企業のM&A実績も豊富
    地方の案件にも対応しやすいということもあって、中小企業のM&A実績も豊富。特に地方では後継者問題に悩む経営者が多いと言われていますが、ストライクなら通常のM&Aのみならず企業再生のサポートも可能なので、自社にとって最適な方法で事業を存続できることでしょう。

  3. オンラインを活用したM&Aサービス「SMART」を運営
    ストライクの最たる特徴と言っても過言ではないのが、オンラインを活用したM&A仲介サービス「SMART」。何と1999年から運営されており、ネットを介したM&Aサービスとしては先駆け的な存在と言えます。対面でなければ不安という方も多いでしょうが、SMARTなら長い歴史と実績がありますから、安心して頼れそうですね。また、情報発信メディア「M&A Online」も運営しているとのことなので、気になる方はぜひ覗いてみてください。

  4. 各地でセミナーを行い、経営者にも人気
    希望者向けの企業評価、およびM&Aに関するセミナーを全国で行っているのも、ストライクの魅力。実際の経験者から話を聞ける上、コンサルタントの無料相談も実施しているため、ちょっと興味がある程度でも参加しやすいようです。かなり人気とのことで競争率は高いですが、仲介を依頼する前にぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか?

こんな方におすすめ

  • 会社近くの支店で相談したい方
  • オンラインマッチングに興味はあるけれど、信頼できる会社でなければ不安という方
  • 中小企業のM&Aの実績が豊富な会社に依頼したい方

ただし、ストライクは着手金が必要な会社なので、その時点で100万円~300万円程度の費用がかかると思っておいた方が良いでしょう。また、逆に大企業相手の実績が不明瞭な部分もありますから、数十億円以上の取引を想定している場合は念のためご確認ください。

M&Aのおすすめ業者3選

                                                           
比較項目
M&Aネットワークス
公式HP
日本M&Aセンター
公式HP
トランビ
公式HP
サービス形態売り手専門アドバイザリー型
(売りたい)
仲介型
(売りたい・買いたい)
データマッチング型
(M&Aの知識がある)
公式HP M&Aネットワークス
https://es-ma-networks.jp/
日本M&Aセンター
https://www.nihon-ma.co.jp/
トランビ
https://www.tranbi.com/
   

種類別に見る
M&Aおすすめ企業

M&Aを成功に導く立役者となる仲介会社。ひとくちにM&A仲介会社といっても、相談する企業の事業規模や経営状況によって選び方は変わってきます。ここでは、サービスの違いから「売り手専門アドバイザリー型」「仲介型」「データマッチング型」と分け、それぞれの特徴を紹介。まずは、各型の代表ともいえる3社の早見表から見ていきましょう。

比較項目
M&Aネットワークス
公式HP
日本M&Aセンター
公式HP
トランビ
公式HP
サービス形態 売り手専門アドバイザリー型 仲介型 データマッチング型
サービス範囲 相談~統合(PMI)まで 相談~統合(PMI)まで 売り手・買い手が直接交渉のため、基本サポートなし
※サポートは有料オプション
相談料 無料 無料 無料
※専門家コース有料(初期費用10万円~、月額5万円~)
企業価値算定
(売却額の見積り)
無料 有料
(成約すれば無料)
無料
※専門家コース有料(50万円~)
着手金 無料 有料
(要問合せ)
無料
中間報酬 無料 不明
(要問合せ)
無料
成功報酬
譲渡対価より算定
対象資産額より算定
無料
※専門家コース270万円~
公式HP                        M&Aネットワークス
https://es-ma-networks.jp/
                       日本M&Aセンター
https://www.nihon-ma.co.jp/
                       トランビ
https://www.tranbi.com/

事業承継・会社売却・
M&Aの仲介会社比較

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