技術力のあるベンチャー企業をM&Aする意義

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技術力のあるベンチャー企業をM&Aする意義

福谷陽子
法律ライター 福谷 陽子
ゼットエー株式会社の事例をもとに解説します

技術力のあるベンチャー企業をM&Aする場合、買収側・売却側の双方にとって、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

2018年12月6日に、ゼットエー株式会社が株式会社INJUSからチャット翻訳ツール『Translater』の事業譲渡を受けた事例をもとに解説します。

2018年12月6日、ゼットエー株式会社は株式会社INJUSからチャット翻訳ツール『Translater』の事業譲渡を受けました。ゼットエー株式会社はセブ島で留学事業を展開しているため、同ツールの価値を見出したと判断したようです。

優れた技術力のある企業のM&Aが成功すると、買収する側、される側ともに大きなメリットを得られます。買収する側には、自社の事業との関連性が高い事業を買収してシナジー効果を起こし、ブレイクスルーを起こせるチャンスがあります。特に、事業を0から1にするのは大企業であっても険しい道のりなので、すでに成功した企業を買収するほうが効率的です。

一方、買収される側の企業にとってもM&Aのメリットがあります。事業譲渡によって株主が資金を得られるだけでなく、譲渡した事業を社会的に広めるチャンスが得られるからです。買収する側の事業規模や営業力次第で、いままで手塩にかけて育ててきた自社の事業をさらに拡大できるかもしれません。

たとえば、今回事業譲渡をした株式会社INJUSは、チャット翻訳ツールを開発するベンチャー企業でした。同社のプレスリリースにもあるように、0から1を作って事業規模の大きい規模へ譲渡することは日本経済全体にとっても大きな意義があります。

M&Aはある種の資本の暴力と捉える経営者もいるかもしれません。しかし、買収する側・される側の双方、そして社会全体に大きなメリットを与える可能性を秘めているのです。もし少しでも事業譲渡をお考えのようでしたら、前向きに検討することをおすすめします。

参考:『【事業譲渡・M&A】対応言語100以上!LINE内のメッセージを同時通訳するチャットボット 『Translater』売却に関する基本合意契約締結のお知らせ』 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000020827.html

【監修者より】まとめ

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法律ライター 福谷 陽子
監修者について

M&Aというと「敵対的な買収」のイメージが強く、否定邸に捉える経営者の方がまだまだたくさんおられます。

しかしM&Aは、敵対的なものではありません。お互いが相手を信頼し、友好的に進めないと成功しないものです。うまくマッチングする相手企業を見つけられたら、売り手企業も買い手企業も共に利益を得られます。

後継者探し、経営が悪化した場合の救済策として、自社事業をもっと飛躍させるための手段として、M&はさまざまな用途に利用できます。少しでも関心を持たれているなら、M&Aの専門会社などからお話を聞かれてはいかがでしょうか?

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更新日:2019-11-26

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