コマツが米国の林業機械メーカー買収で林業機械事業拡大へ

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コマツが米国の林業機械メーカー買収で林業機械事業拡大へ

2019年2月20日、コマツ(東京都港区、代表取締役社長:大橋徹二)は、米国の完全子会社コマツアメリカ株式会社を通じて、Timber Pro, Inc.(米国ウィスコンシン州、社長:Patrick Lee Crawford、以下ティンバープロ社)を買収することを発表したことが話題になりました。

ティンバープロ社は、立ち木を伐倒するフェラーバンチャーや、伐倒に加えて枝払いや玉切りなどを一貫しておこなうハーベスター、材木を集材、運搬するフォワーダーといった林業機械に強みを持ちます。これらの機械類を網羅的に展開しているため、同社は米国の林業機械市場において一定の存在感を示してきました。

そのティンバープロ社をコマツが買収する背景には、3カ年の中期経営計画「Together We Innovate GEMBA Worldwide-Growth Toward Our 100th Anniversary(2021)and Beyond-」があります。話題のM&Aは2021年に創立100周年を迎える同社がそれまでのプランを打ち立てた中期経営計画だけでなく、さらに次の100年に向けてさらなる成長戦略を見据えたものであるといえるでしょう。

コマツ社は、FTL工法(切り倒した立ち木をそのままの長さで搬出する林業の工法)において製品ラインナップを拡充、この分野における競争力強化を図ります。同時に、難易度の高い伐倒や運搬にも対応することで付加価値向上を実現する姿勢がうかがえます。

コマツが得意とする建設・鉱山機械市場は、新興国の経済発展を背景に拡大を続けていますが、新興国の成長鈍化や資源価格の低迷、米中摩擦を背景に調整局面を迎えています。次の100年も存在感を示し続けられるのか注目したいところです。

更新日:2019-11-26

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