中京銀行のM&A・事業承継サービスの特徴とは?

目次

中京銀行のM&A・事業承継の特徴

M&Aアドバイザリー
事業承継
クロスボーダーM&A

2017年のプレスリリースによると、中京銀行では、全営業店に対して「事業承継・M&Aエキスパート」資格の保有者を配置。後継者不在問題を始めとしたM&A・事業承継について、いつでも誰でも気軽に相談できる身近な窓口を設置しました。実際に相談に来た経営者がM&Aや事業承継の実行を希望した場合には、中京銀行が提携している外部の専門機関(TKC中部会、名古屋商工会議所など)を紹介し、具体的なM&A・事業承継を進めていく形となります。

クロスボーダーM&Aについては、三菱UFJ銀行および三菱UFJリサーチ&コンサルティングとの業務提携(国際業務分野に関する包括業務協力協定)を背景に、積極的な支援サービスを提供しています。

中京銀行のM&A・事業承継の手数料に関して

報酬種別 費用
着手金 確認できず
中間金 確認できず
月額報酬 確認できず
成功報酬 確認できず

中京銀行の公式HPでは、同行のM&A・事業承継支援に関する手数料を確認することができませんでした。中京銀行では、原則としてM&A・事業承継を専門とする外部提携機関を紹介する形をとります。よって仲介手数料については、その外部提携機関の料金体系が適用されることになります。

M&A・事業承継支援の手数料に関する詳細を知りたい方は、中京銀行の営業店まで直接お問い合わせください。

中京銀行のM&A/事業承継の流れ

中京銀行の公式HP、および中京銀行が提携している外部機関の公式HPでは、M&Aや事業承継の具体的な流れを確認することができませんでした。ただしM&A・事業承継の流れについては、どの機関においても、おおむね同じです。以下、参考までに一般的なM&Aの流れについて、売り手側の視点から見ておきましょう。

・M&A・事業承継の相談をする
後継者不在など、事業の将来に対して抱えている課題・不安を、専門の金融機関等へ相談。M&Aや事業承継によって解決が図れる課題であるかどうか、専門家とともに検討します。

・M&Aアドバイザリー契約を結ぶ
M&Aや事業承継の実行を決意した場合、M&A会社との間でアドバイザリー契約を締結。M&A会社は、買い手候補となる企業に提示するための資料作成に取り掛かります。

・買い手候補となる企業を探す
M&A会社が持つ広いネットワークを利用し、買い手候補となる企業を探索。条件がマッチする企業を数社ピックアップし、各企業の中身を精査しながら、徐々に最終的な候補企業1社へと絞り込みます。

・条件交渉を行う
買い手候補として絞り込まれた1社に対し、M&A会社が直接アプローチ。M&Aによる買収に前向きな姿勢を示した場合、以後は売り手企業との間で具体的なM&A条件交渉を進めていきます。

・基本合意契約を結ぶ
条件交渉の内容に対し、売り手と買い手の双方が納得できる段階にいたった場合、双方の間で基本合意契約を結びます。

・デューデリジェンスを実施する
買い手企業から売り手企業に対し、デューデリジェンス(買収監査)を実施します。デューデリジェンスとは、売り手企業の資料だけでは分からない内情について、買い手企業が専門家を派遣して詳細に調査すること。主に財務、税務、法務、人事、ITシステムなどの調査を詳しく行います。なお調査結果は、最終的な条件交渉やM&A後の円滑な経営統合実務などに役立てられます。

・最終条件の交渉を行う
デューデリジェンスの結果を踏まえたうえで、M&Aの最終条件交渉を実施。この段階において、場合によっては条件内容の変更や微調整などが加わることがあります。ただし、この段階でM&A自体が破談に終わることは、ほとんどありません。

・最終合意契約を結ぶ
最終条件交渉を経て、双方が納得できる内容に落ち着いた段階で、M&Aの最終合意契約を締結します。

・クロージング 買い手企業から売り手企業に対する譲渡対価の支払い、また、売り手企業から買い手企業に対する株式・資産等の移動を経てM&Aが終了。仲介したM&A会社によっては、以後の経営統合実務まで細やかにサポートすることがあります。

中京銀行の公式サイトを確認する

公式サイト https://www.chukyo-bank.co.jp/
お問い合わせフォーム https://www.chukyo-bank.co.jp/inquiry/contact/
企業情報 https://www.chukyo-bank.co.jp/ir/profile/
よくある質問 https://www.chukyo-bank.co.jp/inquiry/faq/

トピック:M&A仲介

更新日:2020-11-04

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