西京銀行のM&A・事業承継サービスの特徴とは？

目次

西京銀行のM&A・事業承継の特徴

西京銀行では、外部の専門機関と提携する形でM&A・事業承継サービスを実施。国内最大級のM&A仲介会社である「株式会社日本M&Aセンター」、M&Aコンサルティング業務で勢いのある「株式会社FPG」などと業務提携をしていることから、企業規模の大小やエリアを問わず、幅広いネットワークを利用したM&A・事業承継が実現することでしょう。

なおクロスボーダーM&Aについては、提携する「株式会社日本M&Aセンター」が得意とする分野の一つ。豊富な実績を活かした充実のサポートが期待できるでしょう。

西京銀行のM&A・事業承継の手数料に関して

西京銀行の公式HPでは、M&A・事業承継支援の手数料に関する情報を確認できませんでした。なお参考までに、同行が業務提携をするFPGでは、M&A仲介手数料について以下のように規定しています（最低報酬は1000万円）。

西京銀行のM&A/事業承継の流れ

西京銀行の公式HPでは、M&A・事業承継の流れに関する記載がありませんでした。以下では参考までに、同行が業務提携するFPGのM&A支援の流れをご紹介します（売り手側の視点から）。

・初期相談
後継者不在等の経営課題を抱える経営者に対し、無料で個別相談を実施。M&A・事業承継の手法で課題を解決できるかどうかを検討します。初期相談料は無料です。

・仲介契約またはアドバイザリー契約の締結
M&A・事業承継に関する仲介契約またはアドバイザリー契約を締結します。仲介契約とは、売り手と買い手の双方の立場からM&Aをサポートする契約。アドバイザリー契約とは、売り手か買い手どちらかの立場からM&Aをサポートする契約です。

・資料収集・提案用資料の作成
売り手企業の資料を収集し、買い手候補企業に対する提案用資料を作成します。

・希望譲渡価格の設定
売り手企業の客観的評価、および経営者の意向も考慮し、希望譲渡価格を設定します。

・情報発信
FPGが持つ広いネットワークに向け、当該売却案件に関する情報を広く発信。買い手候補企業の積極的な探索とあわせ、買い手候補企業からのオファー待ちも行います。

・面談
買い手候補企業を数社に絞り込んだのち、互いの経営者同士で面談を実施。M&Aに対する思い、M&Aの目的などを確認し合います。

・買収候補の選定
トップ面談等を経て、最終的な1社に買い手候補を絞り込み。トップまたは限られた人員の範囲で、具体的なM&Aの条件交渉をスタートさせます。

・基本合意契約の締結
交渉を経て、互いに納得できる条件まで達した場合には、基本合意契約を締結します。M&A成立までのスケジュール感、M&A成立後の従業員の処遇、譲渡対価の目安などを確認する契約です。

・デューデリジェンス
買い手企業から売り手企業に対し、デューデリジェンスを実施します。デューデリジェンスとは、売り手企業の内情について専門家が詳細に調査すること。財務、法務、人事、ITシステムなどの調査を通じ、最終条件交渉やM&A成立後の経営統合手続きに役立てます。

・最終条件交渉
デューデリジェンスの結果を踏まえ、最終条件交渉を実施。譲渡価格を含め、基本合意契約で取り決めた条件に微調整が入ることがあります。

最終契約の締結
最終条件交渉の末、互いに納得できる条件に落ち着いた段階で、M&Aの最終契約を締結します。

クロージング
最終契約に基づき、株式や資産の移動、譲渡対価の支払い、現場レベルでの各種統合などの手続きを経て、M&Aの一連の流れが終了します。

西京銀行のM&A・事業承継の事例・実績

西京銀行の公式HPには、同行が関与したM&A・事業承継支援の事例・実績が公開されていませんでした。よって参考までに、以下では西京銀行が提携するFPGのM&A・事業承継事例を2つほどご紹介します。

・信頼関係構築により早期で事業承継が成立
早期リタイアを決断した小児科クリニック院長。FPGの仲介により、クリニックや薬局の承継実績が豊富な医業コンサルティング業者との間で、事業承継が成立しました。双方の間で密にコミュニケーションをとり信頼関係を構築したからこそ、コロナ禍の困難な中でも、わずか7ヶ月で承継が実現しました。

・トップ面談から2ヶ月のスピード成約
後継者不在問題を抱えていた調剤薬局。FPGに相談し、同じ関西地方で展開するヘルスケア事業者に対する事業承継が実現しました。買い手は東証1部上場企業。トップ面談からわずか2ヶ月のスピード成約となりました。

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トピック：M&A仲介

更新日：2020-11-04