三菱UFJ信託銀行‗公式HPキャプチャ

三菱UFJ信託銀行のM&A・事業承継サービスの特徴とは?

目次

三菱UFJ信託銀行のM&A・事業承継の特徴

M&Aアドバイザリー
事業承継
クロスボーダーM&A

提供している多彩な商品・サービスの一つとして、三菱UFJ信託銀行は、企業に対するコンサルティングを用意。コンサルティングサービスの中には、もちろん、M&Aや事業承継支援も用意しています。

なお三菱UFJ信託銀行は、その名からも分かる通り、時価総額で日本最大の金融機関「三菱UFJフィナンシャルグループ」の一員。ニューヨークやロンドン、シンガポール、香港などの主要都市に支店を持ちつつ、駐在員が常駐する事務所も世界中に多く設置しています。それら海外拠点のネットワークを活かし、これまで多くのクロスボーダーM&Aに関与してきました。

三菱UFJ信託銀行のM&A・事業承継の手数料に関して

報酬種別 費用
着手金 確認できず
中間金 確認できず
月額報酬 確認できず
成功報酬 確認できず

三菱UFJ信託銀行のM&A・事業承継の手数料に関して、同社の公式HPでは情報を得られませんでした。手数料に関する詳細を知りたい方は、同社のM&A・事業承継担当部署まで直接お問い合わせください。

三菱UFJ信託銀行のM&A/事業承継の流れ

三菱UFJ信託銀行では、各種の事業経営者に対し事業経営財務診断「オーナーシップ」というサービスを行っています。「オーナーシップ」とは、三菱UFJ信託銀行が提携する税理士や公認会計士、弁護士などの専門家により、事業の現状や課題、将来に向けた対策などを検討するサービス。必要に応じ、融資や資産運用などのほかにも、M&Aや事業承継を提案することもあります。

専門家の分析によってM&Aや事業承継に関する課題が明らかになった場合、提案を実行するかどうかを経営者自身が判断。実行すると決断した場合には、三菱UFJ信託銀行の担当者や提携する外部専門家により、M&A・事業承継の手続きを具体的に進めていきます。

なお手続きの流れについては、同社の公式HPには記載されていませんが、おおむね次のような流れになることでしょう。

三菱UFJ信託銀行と契約を結ぶ

上記「オーナーシップ」等を通じ、経営者自身がM&A・事業承継の実行を決断した場合、三菱UFJ信託銀行(または提携専門機関など)と契約を結びます。相手方となる企業の選定や必要な手続き、相手方との交渉などを仲介してもらうための契約です。

M&A・事業承継の相手企業を探す

契約に基づき、三菱UFJ信託銀行(または提携専門機関など)がM&A・事業承継の相手方となる企業を探します。一般に、複数の相手方をセレクトし、その後、依頼者とともに最終的な1社へと絞り込んでいく流れとなります。

相手企業と基本合意契約を結ぶ

絞り込んだ相手企業と交渉を開始。M&A・事業承継に関して大枠で合意に達した場合、両社において基本合意契約を締結します。

相手企業がデューデリジェンスを行う

買い手となる相手企業は売り手企業に対し、デューデリジェンスを実行。売り手企業に専門家を派遣し、財務や法務、人事、ITシステムなどを詳細にチェックするための手続きです。

相手企業と最終契約を結ぶ

デューデリジェンスの結果をもとに、改めて両社で条件交渉。双方で最終合意に達した段階で、M&A・事業承継に関する最終的な契約を締結します。

三菱UFJ信託銀行のM&A・事業承継の事例・実績

三菱UFJ信託銀行の公式HPでは、同行が手掛けたM&A・事業承継のサポート事例を紹介していません。守秘義務等を背景にした配慮と思われます。

一方で、三菱UFJ信託銀行が当事者となったM&A事例については、マスコミ等を通じて多く報道されています。以下、参考までに、同行が当事者となったM&A事例を2つほど見てみましょう。

三菱UFJ信託銀行による豪州の資産運用会社買収/2018年

2018年10月31日、三菱UFJ信託銀行は、豪州のコモンウェルス銀行傘下の資産運用会社9社を買収すると発表。コモンウェルス銀行は豪州最大の金融グループということもあり、世界中の金融業界において注目の話題となりました。

買収する資産運用会社は、コモンウェルス銀行傘下の主要な資産運用会社9社。9社合わせた資産運用残高は約17兆円で、買収金額は約3280億円となります。なお今回の買収により、三菱UFJ信託銀行の資産運用残高は約87兆円まで増加する形となります。

三菱UFJ信託銀行による三菱商事アセットマネジメント買収/2020年

2020年4月10日、三菱UFJ信託銀行、三菱商事アセットマネジメントの株式を取得する目的で、その親会社である三菱商事と株式譲渡契約を結んだことを発表。三菱商事アセットマネジメントが得意とするオルタナティブ投資商品の運用ビジネスを獲得することで、三菱UFJフィナンシャルグループが目指す中期経営計画達成に向け、同行が中核的な存在になることを目指しています。

三菱UFJ信託銀行の公式サイトを確認する

公式サイト https://www.tr.mufg.jp/
お問い合わせフォーム https://www.tr.mufg.jp/ippan/tetsuzuki/goshitsumon.html
企業情報 https://www.tr.mufg.jp/ippan/about/
よくある質問 https://www.tr.mufg.jp/ippan/tetsuzuki/goshitsumon.html

トピック:M&A仲介

更新日:2020-11-05

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