M&A用語「EBITDA倍率」とは?
EBITDA倍率とは、企業価値(EVとも。Enterprise Valueの略)がEBITDA(税引き前の利益に支払利息や減価償却費を加えて算出されるもの)の何倍になるかを示す指標のこと。簡単に言えばEBITDA何年分で買収コストを回収できるかを表しており、M&Aにおいては一般的にこの数値が「8倍から10倍」になると適正水準だと言われています。8倍はEBITDA8年分、10倍は10年分で回収可能ということなので、10倍以上になると案件が見送られるケースが多いようです。ただし、先進国では事業の成長度が新興国に比べると低くなる傾向があるため、8倍以下の数字が出ることは稀とされています。
この記事のURLをコピーする