M&A用語「秘密保持契約」とは？

秘密保持契約とは、M&Aにおいては一般的に買い手企業と売り手企業の双方が交渉を行う前に交わされる契約のこと。M&Aでは条件や希望を話し合ったり、相手企業を調査したりする上でどうしても機密事項を明かさなければならないので、情報漏洩を防ぐために必要な手順です。内容としては契約の目的から情報を共有する範囲、契約違反の際の罰則、成約しなかった場合の約束事などを明記するのがポイントとされており、これまでノンネーム（非公開）だった部分はこの手続き後に開示されます。