M&A用語「ノンネーム」とは?
ノンネームとは、M&Aにおける仲介役が、買い手企業に譲渡対象となり得る候補先を匿名で紹介するもの。業種や売り上げの概算、規模、地域など内容を絞って記載されるのが一般的で、仲介会社には情報漏洩を防ぎつつ買い手企業の興味を惹けるポイントを押さえる力が求められます。売り手企業にとってはM&Aの検討を秘匿できることから、金融機関や取引先との関係悪化を避けられるメリットがありますが、買い手企業にとっては具体性に欠けた情報で候補先を選出しなければならないというデメリットも。
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